もしも急な水漏れが起きたら
自宅で生活をしていて急に水漏れをしてしまうと誰もが動揺してしまうものです。
部屋の中が水浸しになりますし、集合住宅の場合には自宅だけでなく周囲の家にまで被害が及ぶ可能性もあります。
また、水漏れは自分たちではどうにもできず業者を呼ぶことが多いです。
しかし、業者もすぐに自宅に修理に来れるとは限らないですし、できるだけ自分たちで事前にできる応急処置があればしておく必要があります。
そこで、ここでは万が一の時に役立つ水漏れ対策の知識を紹介していきます。
水漏れ対策のために知っておくべきこと
水漏れ対策のためには各部分のパーツの仕組みを知っておくととても役立ちます。
例えば、蛇口も手でひねって水を出すハンドル部分しか外からは見えないですが、中には水栓はもちろんのこと、カバーナットやスピンドルなど全部で6つもの部品から成り立っています。
さらにはこの部品を支えているパーツがあり、そのパーツの劣化によって水漏れが起こることもあるのです。
このように自宅にある蛇口の構造を知っておくと水が漏れた際、考えられるトラブルが想像できるので対処しやすくなります。
そのため自宅にある蛇口や水の流れる仕組みを確認し、対処方法は事前に頭に入れておきましょう。
自分で水漏れが治せるかどうかを判断する
もしも水漏れが起きたら自分で修理ができるのかどうかを考えるようにします。
例えば、水がチョロチョロと出続けているような場合やポタポタと水が垂れる程度の場合にはまだ水漏れの度合いは小さいので自分で治せる可能性もゼロではないです。
しかし、水漏れがすごい勢いで大量に出続けている場合には自分での修理は難しく修理業者を呼ぶ必要があります。
また、自分で修理できる場合には水漏れの原因となっているものがわかること、故障している部品が自分で取り外して交換ができる場合には自分で取り外して交換をして問題ありません。
しかし、水道の部品というのはとても細かくちょっとした動作で他の部品が壊れたり水漏れがひどくなったりする原因になることもあるので、作業はとても気をつけるようにしましょう。
水漏れの応急処置として必ずすべきこと
水漏れの応急処置として簡単にできることに止水栓を止めることがあります。
これは水漏れが起こった際、水道の元栓や水道メーターの中にある止水栓を止めることによって家全体の水を止めることができるので水漏れを止めることが可能です。
また、キッチンやお風呂、洗面台などそれぞれの場所の配管部分についているレバーを回して水を止めることもできます。
これであれば部分的に水を止めることができるので他の場所では水が使えるので不便ではありません。
ただ、家の構造によってはこのような部分的な止水栓がないこともあるので、その際には家全体の止水栓を止める必要があります。