資産運用のトラブル予防策としての金運用
「タマゴは一つのカゴに盛るな」という格言をご存知ですか。
これは投資を行うときの基本的な考えの1つで、同じところで、同じタマゴ(商品)を購入して、もし、そのカゴを落としたら全て割れてパーになるので、複数に分けてタマゴ(商品)別々のカゴに入れなさいという意味です。
昨今は、給与が上がらなかったり、年金支給額が下がったり、退職金も当てにならないので個人投資をして、資産運用をしていくことが必須になってきている時代です。
しかし、これまで資産運用について学んでこなかったり、経験のない方には不安なことも多いと思います。
そこで今回は、初心者の方にも始めやすい身近な投資の話として、資産運用のトラブル予防策としての金運用の話をします。
大損しないための予防
株やFXなどをする際は、大きな損をしないために損切りのラインを設定しておきましょう。
レバレッジに関しても、 基本的にはレバレッジをかけすぎず無理のない範囲で取引してください。
リスクが高い取引はギャンブルになってしまうため、銘柄や購入時期を分け、リスクを分散させましょう。
株やFXで大損したら、基本的には損切り
株やFXなど、資産運用と呼ばれる類のものをして、急激な値動きによって損をする場合もあるでしょう。
元の資金が潤滑にあれば強制ロスカットには至らず、大きな含み損を抱える状態になるかと思いますが、その場合は基本的には損切りすることをオススメします。
理由としては、値動きが不安定なため、さらに大きく損をする可能性があるからです。
まずは、損を最小限にとどめることが基本となっています。
その上で金を運用することを進めてみましょう。
金を運用するメッリット
リスクの少ない運用として、金をオススメします。
金は株やFXと比較すると値動きが穏やかなことに加え、価値がゼロになる可能性もほぼありません。
相場が下落傾向の際に人気が出ることから「有事の金」とも呼ばれており、価値が世界共通のため、信頼性も高いです。
資産運用はしたいけどリスクは背負いたくないという方は、金を運用することをオススメします。
金の運用について
金の運用については、主に以下の投資方法があります。
- 純金積立て……毎月一定額の金を購入していく投資です。積み立て貯金を金の購入で行います。証券会社、商品先物業者の他、地金商、金属メーカーでも取り扱いがあります。
定期的に自動で金を購入していってくれるので楽で便利です。 - 金ETF……銀行や証券会社で取り扱う商品で、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)などの動きに連動する金に投資します。
基本的に金を保有しませんが、銀行や証券会社に支払う運用手数料が高くなる傾向があります。 - 金地金……インゴッド(地金)を購入して資産を現物として保管する方法です。
保管コストや盗難のリスクがあります。
(参照:泥棒に入られた後はどう対処すればいい?)
しかし下記で説明しますが、相続の遺産分割する場合、インゴッド分割すれば、節税につながります。 - 金先物取引……金の売買を約束する投資方法で、ハイリターンを期待できる一方、ハイリスクな投資方法です。
小額から購入でき、レバレッジをかけて、何倍もの金額を取引できる、アグレッシブな方法なので初心者向きではありません。
それに加えて、お持ちの貴金属を売るという方法を紹介します。
貴金属とはアクセサリーや高級腕時計など、貴金属製品のことです。
使わなくなってしまったアクセサリーも、高級腕時計も、金歯も、金製品ならその時の取引相場金額で買取ってもらうことができます。
ただし、そうしたお持ちの貴金属製品を売る場合は、査定によって買取金額が変わることがあります。
デザインの価値、ブランドの価値、希少性の価値など、総合的に査定してもらえる買取店で買取ってもらうようにしましょう。
そうした買取店の見分け方として、実績、経験豊富な鑑定士、信用できる会社であるかなど情報を入手し、その判断で見分けていきます。
エコリングは、買取実績は申し分なく、経験豊富な鑑定士と、独自のメンテナンス技術もっているので、安心しておすすめすることができます。
相続の遺産分割する場合、上記の金地金・インゴッド分割サービスも行っており、節税にもつながるので金に関して売りたい時は相談してみるいいでしょう。
まとめ~
今回は、資産運用の方法として金の運用について紹介してきました。
金はリスの低い、価値が安定した資産であるため運用初心者の方にも比較的取り込みやすい方法です。
しかし、金の運用の方法にもリスクの低い商品から、高い商品もありました。
最後にお持ちの貴金属を売る方法についても紹介しました。
あなたの、ライフスタイルに合った投資方法を選ぶ際、金の運用はその第一歩として検討してみてください。