家の中をチェックして盗まれたものがなにかを確認する
家を留守にしていて、帰宅したら家の中が荒らされていた、窓などが壊されていたということがあった場合、空き巣に入られた可能性が高いです。
こうした現場に面したら、まず家から出て警察に電話しましょう。
家の中に泥棒がまだいたら危険だからです。
その後、警察が来たら、事情を説明して一緒に中に入ります。
その上で警察が現場検証をしますので、それに応じて盗まれたものや入った時に壊されたものを確認します。
とはいえ、こうした警察と一緒に行う現場検証では気が動転していますし、警察もスピーディーに作業を進めていきますのでじっくりとチェックできないことが多いです。
そのため、警察が帰った後に、もう一度ゆっくりと家の中をくまなくチェックしましょう。
まずは、重要なものから確認します。
クレジットカードや現金、実印、預金通帳などです。
さらに、自動車や家の合鍵や権利書といったものも、周辺が荒らされていなくてもチェックした方が確実です。
保険会社などの関係各所に連絡をする
盗まれたものの中に、すぐに交換したり利用をストップしたりした方が良いものがある場合、すぐに連絡しましょう。
クレジットカードがなくなっていた場合、カード会社に電話して利用停止してもらいます。
また、免許証やパスポートがなくなっている場合も管轄省に届出を出します。
印鑑がなくなっているのであれば、銀行へ連絡をしないといけません。
こうした場所へ連絡するのが終わったら、保険会社にも連絡すると良いでしょう。
盗難保険に入っているのであれば、その補償内容に応じて保険金が支払われる可能性が高いです。
たとえ盗難保険に入っていなくても、家財保険や火災保険に加入している場合には一部が補償されることがあります。
契約内容をはっきりと覚えていないとしても、保険代理店に連絡して補償がないかどうかを確認するだけでもしてみましょう。
その際には、盗難被害に遭った品目のリストや、警察から出される盗難届受理番号などを提出することになりますので手元に控えておきます。
泥棒に入られないように今後の対策を採る
二度と泥棒に入られないように、今後の対策も採るようにします。
まず、鍵を開けられたのであれば鍵を交換しないといけません。
ホームセキュリティーサービスを民間企業に依頼することもできます。
24時間365日センサーなどを使って、空き巣侵入などをモニターしてくれていますので安心です。
不審者の侵入が起こると、すぐに訓練を積んだガードマンが自宅まで駆けつけてくれますので、心強いサポートを受けられます。
警察への連絡も含めて、総合的な保安体制を採ってくれますので、不安感を除くのに大きな助けとなるのは間違いありません。