無料のWi-Fiサービスの概要

多くのカフェなどにある店内で無料接続できるWi-Fiサービスがあるのをご存知でしょうか。
接続方法は簡単で、一度接続すると1時間まで無料で利用できます。
1時間後には切れてしまいますが、また接続するとさらにまた1時間利用できるというサービスです。
無料というところに魅力を感じる人は多いでしょう。

Wi-Fiサービスの危険性を探ろう

無料で助かるサービスと思われがちのWi-Fiサービスですが、危険性があります。
ここで、チェックすべき注意事項があるのでご紹介しましょう。
お店にあるWi-Fiサービスの表示で「インターネットに接続」と書いてあるボタンの下にこういった内容が示されているのです。
それには、このサービスが暗号化になっていないので、通信を他者に見られるかもしれないということが書いてあります。

つまり、簡単にできる反面、セキュリティを強化しているわけではないので、安全面に要注意ということです。
電波による無線通信であるWi-Fiは電波が届けば受信できますが、暗号化されていば、データを受信できても解読できません。
しかし、多くのお店の各種無料Wi-Fiサービスの多くは暗号化になっていないので、のぞき見の仕方を知っているのであれば、他人の情報を勝手に見られます。
とはいえ、ここ数年のサイトは大体のものがhttps接続なので、中身を見られないようになっているので、たいていの場合は安心ですが、念には念を入れた方が良いので常に危険があることは察知しておきましょう。

注意事項

では、個人情報を守るための注意事項をご紹介します。
参考になさってください。

まずはカフェなどで、どんな人がいるか分からないので、お店の中でパソコンなどを使う場合は、共有フォルダの設定を解除する、他人に見られると困るようなファイルは外部記憶装置に転送するようにしましょう。
また、Wi-Fiの利用における注意喚起ではないのですが、多くの人の利用がある場所でノートパソコンやスマホなどで仕事をしたり、プライベートな連絡などをしていると、その画面を誰かに覗かれてしまうことがあります。
特に画面が大きくて見やすいノートパソコンだと、離れている場所方も画面が見えるので、画面にある内容が外部に漏れるということもあります。
Wi-Fiの暗号化の有無と関係ありませんが、Wi-Fiのセキュリティに気を配っていても、覗かれてしまうことで大事な情報がどこかに知れ渡ってしまう可能性があるのです。

こうしたことを防ぐためにはVPNというサービスで暗号化を試みるのも良いでしょう。
暗号化によって、通信内容の覗き見を防げます。
また、セキュリティソフトの導入という方法もあるので、まずは体験してみるのもおすすめです。

その他に、カフェなどでトイレに行く際はスマホを置いたままにしない、ノートパソコンを閉じておくという基本的なことも大事です。
そして、ノートパソコンの場合、画面を閉じたら、再開にはパスワード入力が必要になるように設定しましょう。