子供同士のいじめが発覚!正しい対処方法は?
子供の中で多発するいじめ。
特定のターゲットを絞り込み、無視をしたり、暴力をふるったりなど、とにかく一人をいじめ抜き、最終的に自殺に繋がるというケースも少なくありません。
大切な子供達を守るためにも、子供同士のいじめを発見したら、正しい対処方法を行う事が大切です。
まず、いじめは水面下で行われている事が多く、大人にバラさないように脅されている子供も少なくありません。
そこに親御さんが突入をすると、更にいじめが酷くなることもあり、下手に手を出す前よりも、陰湿ないじめに繋がるでしょう。
お子さんに、いじめられているのかしつこく問いただすと、余計に追い詰められてしまう子が居ますので、こちらも水面下で行動するようにすることが重要です。
いじめの内容は何か、いじめをしている子供は誰なのかなど、水面下で調査を行うためには、学校側と連携をすることも必要でしょう。
お子さんが日記などを付けているようであれば、プライバシーの侵害ではありますが、絶対にバレないようにのぞき見ることも1つの方法です。
いじめの内容が具体的に発覚したら、そのお子さんと直接話をするのではなく、学校側にまずは伝えて、学校側からいじめをしている親御さんに連絡をしてもらいましょう。
学校側から直接お子さんにいじめの事を伝えると、こちらも水面下でいじめが悪化する恐れがあります。
学校側へ然るべき対処をするのも親の努め
いじめが発覚した際には、学校側としっかりと連携することが大切です。
最近の子供は非常に悪質で、陰湿ないじめを行いますので、直接的にお子さんに問い詰めるのでは無く、こちらも水面下で物事を進めましょう。
いじめの内容や学校側の対応によっては、刑事告訴をすることを伝えるのも、やぶさかではありません。
例え子供でも、脅迫や窃盗、暴行は犯罪になりますので、少年院に送られる可能性が高く有ります。
国家機関が出てくるとなると、大抵の子供は恐れをなして、いじめをぴたっと辞める事が少なくありません。
学校側も大事にはしたくないと思って居る所がほとんどですので、慎重に、ですが確実に対策をしてくれるでしょう。
お子さんが追い詰められて自殺をするなど、最悪のケースを避けるためにも、お子さんと冷静に話をして、刑事事件として相手を逮捕することが出来ると言うような内容を伝えることも1つの手です。
落ち着いて話をすることで、お子さんによっては、いじめの証拠集めを積極的に行うようになる場合もあります。
大事にしないに超した事はありませんが、万が一の事を考えると、こうした学校以外の機関に頼ろうと思う旨を伝える事が大切です。
実際に頼るかどうかは別として、警察という名前が出てきただけで、いじめの加害者も、その保護者も、学校側も、真剣に対応するようになるでしょう。
逃げるという選択肢も1つの手
学校以外に全く違うグループを作るというのも1つの方法です。
学校のメンバーが全く居ないようなスポーツチームに参加をしたり、ボーイスカウト、ガールスカウトなどに参加をしたり、子供の趣味に合わせた習い事をさせることも良いでしょう。
別の場所に逃げ道を作ることで、いじめられている自分を追い詰めること無く、上手に息抜きの場所を作ることが可能です。
他の場所で楽しさを見つける事が出来たら、それが自信や強さに繋がり、自然といじめに立ち向かう強さを身につけるという事も少なくありません。
また、無理強いをして学校に行かせる必要も無いでしょう。
学校では無くとも勉強をすることが出来る場所は大量にありますので、お子さんが学校に行きたくないというようであれば、学校の知り合いが居ないような別の場所で勉強をさせる事も重要です。
お子さんにテキストなどの宿題を与えて、ホームワークに徹するのも方法といえるでしょう。
いじめが発覚したとしても、親御さんが慌ててはいけません。
一番辛いのはお子さんですので、親御さんが傷ついている姿を見ると、余計に自分自身を追い込んでしまいます。
対処法や逃げ道はたくさんありますので、お子さんの事を一番に考えて、何をするべきなのか考えて見て下さい。