フィルタリングとはなんのこと?

パソコンやスマホには、フィルタリングという機能があります。
これは特定の種類のもの、特に不適切な内容が掲載されているサイトや、有害な情報が提供されるアプリなどをフィルターにかけて、表示されないようにすることを指します。
この機能をオンにすると、自動的に有害な情報が含まれているものはブロックされ、ページを閲覧しようと思っても開かなかったり、アプリをダウンロードできなかったりします。

ブロックされるものの具体例としては、アダルトサイトを挙げることができます。
また、薬物についての情報を載せているサイトや、暴力的なシーンが多いアプリなどもあります。
さらに、有害な情報だけでなく、課金が発生するアプリや、ダウンロードするのが有料となっているアプリなどもブロックすることができます。

フィルタリングを設定することののメリットとは?

通常、フィルタリング機能は親が子どもに与えるパソコンやスマホに設定します。
こうすることで、子どもたちが有害な情報に接することがないというメリットがあります。

今はインターネットで誰でも気軽にあらゆる情報に触れることができる時代です。
しかも、親の見えないところで子どもたちが見ることも可能です。
そこで、アダルトサイトを閲覧したり、犯罪行為を助長するような内容を発信しているサイトをブロックすることで、子どもたちを守れるのです。

また、子どもたちは健全な判断力を働かせることが難しいこともあります。
アプリゲームにはまってしまって、どんどん課金をして膨大な請求が送られてくるという事態にもなりかねません。
そのため、お金のかかるアプリを自由に購入できないように、こうした機能を設定することもできます。

フィルタリング機能の設定の仕方

スマホそのものでフィルタリング機能を設定できますが、iPhoneかAndroidかによっても設定の仕方は多少異なります。
iPhoneの場合は、「設定」メニューの「スクリーンタイム」、そして「コンテンツとプライバシーの制限」を開きます。
この制限を有効にすると、制限したい内容が表示されますので、必要に応じて選びましょう。

携帯に設定をする以外に、キャリア自体でフィルタリングを設定することもできます。
それぞれの携帯電話キャリアで、オプションサービスの一つとして設定できるようになっていて、無料サービスとなっているところがほとんどです。
スマホの契約をする際に、一緒に申し込むと良いでしょう。

まとめ

スマホは便利な機器ですが、気軽に有害情報にアクセスできてしまうというリスクもはらんでいます。
親として、子どもの健全な成長を守るために、スマホ本体やキャリアのフィルタリング機能を積極的に活用しましょう。