在宅時のいきなりの停電の場合
在宅時に、家の電気が急に消えたとなると、びっくりして慌ててしまうでしょう。
そのような時にはまず、何をすればよいのか日頃から知っておくといざという時にさほど慌てずに済みます。
まず、いきなり停電になったら、周囲も停電なのかどうか確認します。
周囲も停電であったら、何等かの原因による近所一帯の停電なので、そのうちに回復するでしょう。
しかし、あなたの家のみの停電でしたら、家の中に原因があるのでそれを確認します。
考えられるのはブレーカーが落ちていることです。
まずはどのブレーカーが落ちているのか確認します。
ブレーカーには、アンペアブレーカーもありますし、漏電ブレーカーや安全ブレーカーのもあります。
それによって、対処法は変わってくるものです。
そして、停電したらパソコンも含む電化製品のプラグを抜いておくことが大事です。
そうしないと、復旧したときに火災事故などが起こる可能性があります。
特に停電の時に出かける場合は分電盤のブレーカーを切っておいた方が安心です。
また、もしも真夏の停電だったら、エアコンが使えなくなるので熱中症対策も大事です。
こまめに水分を取ったり、窓を開けたりして水分補給や暑さ対策をしましょう。
冷蔵庫は庫内の温度を上昇させないために開閉をしない方が良いです。
外出時に停電になったらどうすればよいか
外出時の停電も困るものです。
たとえば、車に乗っていて信号機が消えてしまったら、どうすればよいかご紹介しましょう。
その場合は近くに警察官がいれば、指示に従います。
もしも警察官のいない交差点で信号機が消灯してしまったら、それよりも手前の場所で一時停止するか徐行運転をしてください。
そして、その周りに歩行者がいるかどうか、車両があるかどうかを確認して、他の車と道を譲り合って普段よりも遅い速度でゆっくり車を走らせましょう。
逆に、もしもあなたが歩行者だったら、左右をよく確認してから道路を渡るようにしてください。
また、エレベーター使用中に停電が起こった場合も想定してみましょう。
停電になると、停電時自動着床装置が付いているエレベーターだったら、運転の仕方が変わります。
閉じ込め防止機能である「停電時バッテリー運転」というやり方に替わり、自動運転で最寄り階まで動くはずです。
最寄り階になると、戸が自動的に開くので、即座にエレベーターから降りてください。
万が一、エレベーターに閉じ込められたら落ち着いて、エレベーター内にある非常ボタンを押しましょう。
それが通報になるので、すぐに助けが来てくれます。
停電が長引く場合トイレに注意
もしも停電が長引くと、排水管がこわれて水が逆流する可能性大です。
それを避けるにはトイレの水を流さないことでしょう。
トイレで用を足したら、バケツの水を流すようにします。
けれども、メーカーによっても対処法が異なるので、お使いのトイレのメーカーのホームページなどを確認しておくと良いです。